今年は、“亥年(いどし)”。「猪(いのしし)年」では、ありません

天声人語から↓)

「──今年は猪年であります」。昨日の年頭の記者会見で、安倍首相が干支(えと)に触れた。そして、またあの「美しい国」を持ち出し、それに向かってたじろがず、一直線に進んで行く覚悟と述べた。

テレビでも見たが、たしかに「イノシシ年」と言っていたから、朝日の表記が間違っているわけではない。
しかし。安倍ちゃん、

2007年(平成19年)は「亥年(いどし)」です。
十二支のうち、若い人からいただく賀状に、時々首をひねるものがあります。
おそらく来年も「いのしし年」というのが何枚かあることでしょう。
これまでにも「ネズミ年」「ウサギ年」「ヘビ年」というのがありました。
  十二支をとなえるときは「ネ・ウシ・トラ・ウ・タツ・ミ・ウマ・ヒツジ・サル・トリ・イヌ・イ」と言っているはずです。
「ネズミ・ウシ・トラ……」とは言いません。
漢字で書くとよくわかりますが、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」で音として同じ「ウシ・トラ・タツ・ウマ・ヒツジ・サル・トリ・イヌ」は日常使っている漢字とは違います。
まちがっても「猪年」などとはお書きになりませんように……

(↑NHK放送文化研究所 ことばウラ・オモテ「十二支」から)
しかし。天声人語ちゃん、皮肉を書く前に、訂正しとけよな。

一国の首相が、ガキみたいな言葉遣いするんだから困ったもんだ。「美しい国」の前に「美しい日本語」を使っていただきたい。あ”、安倍ちゃんは「坊ちゃん」だからいいのか?(よくないよくない^^)

しかも。NHKちゃん、
「・・・」(ナカグロ3つ)、「……」(三点リーダ2つ)に直しといたから。(ったく。どいつもこいつも……w)