“女の子”を追い払おう

(Let's Get Rid Of "The Girl")

 先日、Twitterで「女の子」と呼んで欲しくないわ、という“女性”からのtweetがあって、
この『アメリカの心』の話でRTをしたんだけど。
http://www.amazon.co.jp/dp/4311700083
 ちょうど手元になかったので再々購入、3冊目かなあ(笑)

 今年、1979年は
 女性たちのために
 大きな前進の一歩を踏み出し
“女の子”
 を追い払うのに
 最高の年だろう。
 弁護士さんは言います、
「もし私が留守だったら
 女の子に
 渡しといてください」
 仕入部長も言います。
「女の子に
 君の見積書を
 とどけさせてくれ給え」
 マネージャーも言います、
「うちの女の子が君んとこ女の子
 に返事しときますよ」
“女の子”って?
 ミス・ローズのことを
 言ってるの?
 ミズ・トレスのことを
 指してるの?
 それとも
 ミセス・マッカロー?
 いやいやそれとも
 ジョイ・ジャクソン?
“女の子”は
 十代を過ぎれば、
 間違いなく
 女性になるはず。
 あなたと同じに、
 彼女にも名前があります。
 使おうじゃありませんか。

 こんな名コピーに、補足は無用だと思うけれど、蛇足を承知で2つほどコメントすると、
1.これが書かれたのが、30年以上も前のこと。でも、まだ使われている!
2.セクハラとかパワハラというのは「言う側」ではなく「言われた側」の立場で考えるべきで、したがって「そんなつもりで言ってない」は通用しない、ということ。

言葉狩り」をするつもりはない。だけど、職場で「使われたくない」ことばを、あえて使う必要はないと思うんだよね。良識的に考えて。