世界同時不況で、温暖化対策完了〜 よかったね>環境派の皆様(毒)

石井孝明という経済・環境ジャーナリストが、今年の4月3日にこんなことを書いている。
温暖化対策にいくらかかるのか〜富の1%を提供できますか? | WIRED VISION

■「いくら」で地球は救われる?
「温暖化問題では煽りの議論は止めて事実を直視し、冷静にコストと効果を見極めましょう。そして賢いお金の使い方をしましょう」。
「温暖化は私たち一人一人の問題です。解決には負担が必要になり、それを引き受ける覚悟が必要です」。
「ビジネスの力が温暖化問題の解決のカギになります。企業がこの問題で活躍できる状況を作り出すことを考えましょう」。
 この連載で私はこうした考えの下で情報を提供して、読者の皆さんとともに、温暖化問題の解決策を探りたいと思っています。

■GDPの1%の負担の受け止め方
 スターン・レビューではGDPの1%程度のコストで温室効果ガスの削減対策を行えば、2050年までに温室効果ガスの排出を約半分にして、気温の上昇を2度程度に抑えることは可能であると推計しています。(中略)
 経済産業省は3月、エネルギー需給の長期見通しを発表しています。そこでは2020年度に温暖化ガスの排出を05年度比で11%減らすには、現在から20年度までに企業と家庭部門を合わせて約52兆円の負担が必要と試算。年換算で4兆円と国内総生産(GDP)の約1%を地球温暖化対策につぎ込むことになります。ここでも1%という数字が出てきました。(中略)
 一方で、GDPの1%年間4兆円の負担は、一人当たりに直すと3万円強。その程度なら喜んで温暖化対策に支出する人もいるかもしれません。
 実は政府の08年度予算だけで、温暖化対策に約1兆2000億円が支出されています。すでに負担は私たちに課せられます。一人3万円程度の負担ならば私は個人的に許容できると思いますが、読者の皆さんはいかがでしょうか。

 温暖化対策費と、GDPの減少はイコールではないけれど──。
トヨタ 赤字転落の見通し|NHKオンライン

来年3月期のグループ全体の売上高は21兆5000億円となり、過去最高だった前の年と比べて4兆7000億円余り少なくなる見通しです。また、前の年に同じく過去最高の2兆2000億円余りあった営業損益の黒字は、わずか1年で1500億円の赤字に転落することになりました。

 自動車会社1社の損失だけで、このレベル。
 今年後半からの全世界CO2排出量も相当削減されているのではないの?
 それにともなって、どれくらい温暖化が防げているかキチンと検証しておいたほうがいいと思うよ〜
>「一人3万円程度の負担なら個人的に許容できると」考えていた人たちは。


(追記)ほれ、だからいわんこっちゃない。
日本マイナス6.2%成長 IMF下方修正 - FujiSankei Business i.
これが、ホントの「チームマイナス6%」(笑)