結婚は「パートナー選び」ではない。

とはいつも言っていることですけれど。
内田先生がまたいいこと書かれており。
週末婚? (内田樹の研究室)から

配偶者に自分と同程度の強さを要求し、配偶者が弱くあることを許さないというのは「親族の条件」を満たしていない。
結婚の誓言は「富めるときも貧しきときも、健やかなるときも病めるときも」という条件を課している。
現に、富めるときや健やかなるときに私たちは親族を必要としない。いくらでも友だちがおり、取り巻きがおり、どこでも歓迎されるからだ。
しかし、貧しいとき、病めるときには、かつての知友は知らない顔をして通り過ぎてゆき、どこの家のドアも開かない。
親族はそのようなrainy day のためのものである。貧しいとき、病めるときでも、親族は見捨てない。

そそ、結婚とは「新しい家族」をひとつ作ることなんですね。
ということで、1週間遅れの祝辞となってしまいましたが……

やまねとしこさん、結婚おめでとう!

http://d.hatena.ne.jp/tom-kuri/20070412