『宇宙旅行はエレベーターで 』を読んだよ。

あっち こっちに書き散らかしてますケド。さらに補足をば。
まず「ネーミングは重要だ」ということ。
目次参照第5章 宇宙エレベーターの建造方法「宇宙エレベーター各部の名称」(P75)から

軌道エレベーター」という言い方(も)一般的になっている(が)われわれが計画しているシステム全体を言いあらわす用語としては、今後も宇宙エレベーターという言葉を言い続けることにしたい。

なぜなら、それは「赤道上空でなくても(むしろ多少緯度があった方が)建設するのにふさわしい」からだ。具体的に言えば「気象条件や地政学的に考えると実現可能性の高い場所は現在2ヵ所に限られる」から、太平洋上北緯21度付近の中部から東部地域と、インド洋上南緯31度付近の位置する西オーストラリア沖の2つ。(「第8章」アース・ポート)

また「宇宙旅行に使用する乗り物を言いあらわす言葉単語として
「クルーザー(Cruiser)」と呼ぶことを提案したい。これよりもよい案を思いつかれた場合は、どうかご教授ください。(P80から)

この謙虚さ。

最後に(「第12章」なぜ宇宙エレベーターを作るのか(P249)から)

同様に別の国や企業が宇宙エネルギー資源を獲得した場合はどうなるだろうか。中国、日本、ヨーロッパ、マイクロソフトボーイングホンダ(!)ウォルマートなどが、一致団結して資金調達と技術提携をおこなった場合はどうなるだろうか。

ここで、三菱重工でもNECでもトヨタでもなく、HONDAの名が出てくることに共感を覚える。もう「走る実験室」として機能していないF1なんか撤退して、このプロジェクトにHONDAが参画しても全く問題ない、というか心から期待&熱望&応援するものでアリゾナ