ツバルにメガフロートを!

ゴア君が、ノーベル平和賞を受賞したということで関係者大喜び。
よかったねと。これが「自然科学部門の『ノーベル物理学賞』」ではなく、「多国間の友好、軍備の廃絶・削減、平和交渉の進行のいずれかに大きな貢献のあったとされる人物・団体に与えられる(期待も含む)『ノーベル平和賞』」だというところがミソ(参照:ノーベル賞 - Wikipedia)で、
結局のところ、地球温暖化“仮説”に基づく環境運動とは「言い方を変えた南北問題に過ぎない」ということだ。それが悪い、とは言うまい。

で、百歩譲って。もし仮に「地球温暖化による海面上昇」が本当のことだとしても、今の京都議定書に代表される環境対策が間に合わないのは当事者らさえ、認めているところであったりして。あんたら何やってんのさ。
とはいえ、実際に水没の恐れがあるとされる地域の人々にとってはシリアスな話。
(教えて!goo ツバルの水没は本当に海面上昇のせい? 同 ツバルの移住問題)
でも、ツバルは「8つの島(国名の由来)」で人口1万人弱、総面積はわずか26km²。([ツバル - Wikipedia]から)
だったら、それを解決し救う方法を考えるのが為政者と科学者の仕事だろ、と。

メガフロートなんて今の技術で簡単にできるんだから(空想科学ではなく、)あとは政治経済の問題だけでしょ。
でもって、その上で「太陽光発電を行い、作り出した電気で水を分解し」同じ重量でガソリンの約3倍のエネルギーを持つ水素を活用すればいいだけの話じゃんか。
 
(10/22追記)まとめ(増田GJ!)
2009-05-10追記)
藤田幸久 Blog - ツバルの水没や海面上昇はマユツバ?から

● ツバルの海岸侵食や2月ごろの満潮時に地面から湧き出る噴水現象は、海面上昇とは無縁で、それは人間による環境破壊と社会的理由だ。
● 第二次大戦中に米軍が千人以上の人員と多量のブルトーザーなどを投入し、滑走路を建設したが、そのために近隣の島を含む地域から大量の土砂を採取した。それら多数の穴から水が噴出しているのは当時からのことだ。
● 最大の島フナフチ島では、1973年に871人であった人口が今では5,300人が住み、過剰な人口流入となっている。これに伴い、行政府、警察、消防、病院などが建設され、「重量オーバー」となっている。
● 排水汚染による環境劣化で、島を形成する有孔虫が減少し、土壌形成を妨げている。
● 護岸工事などで海流が変わり地形に変化を起こしている。