祝! 烏賀陽(うがや)さん、オリコン裁判勝訴

UGAYA Journal.から

オリコン訴訟関連ニュース ■
●2009年8月3日 烏賀陽勝訴しました。
 東京高裁でオリコンは判決を待たずに自らが「敗訴」を宣言する「請求放棄」をしました。法的には「自分の請求(提訴)には理由がないので、提訴を放棄する」という宣言です。33ヶ月にわたって争われてきた「オリコン裁判」はオリコンの敗北宣言で終結しました。
 烏賀陽を応援してくださった世界中のみなさんに心から感謝します。みなさんの励ましのおかげで33ヶ月間、ちっとも心細くなかった。ありがとうございました。

 個人的に応援していたので、ほんとうによかった。しかし、長かった……。

(参照)
祝・烏賀陽さん“オリコン裁判”逆転勝訴 岩本太郎ブログ(私の退屈な日常)
一方、負けたほうのコメントはあっさりしたもの(笑)

「それは、間違っている」と出版労連の声明

「請求放棄」とは、被告の同意を必要とする「訴えの取り下げ」と異なり、裁判所に対する原告の一方的意思表示です。原告が請求の当否について審判を申し立てながら、その請求について自らこれを否定するもので、学説上も被告の全面勝訴と位置づけられています。
 オリコンが「請求を放棄した」ということは、裁判を起こしたその行為自体が誤りであったことを認めたということであり、敗北宣言に等しいものです。にもかかわらず、オリコンはいまだに謝罪も反省もせず、企業の社会的責任を放棄しています。そもそもオリコンがこの裁判を起こした目的は何だったのかを、強く問うていく必要があります。

 なるほどね〜