野党の論点は間違っている?

いわく「小泉改革以降4期続いた自民党政権の総決算」。
だって、4年前は圧倒的に国民は小泉さんを支持したんだよ。
拙エントリー:2005-09-12 ジマンしますよー(選挙雑感)
8時になった今日くらいはテレビをつけてみた - finalventの日記@2005-09-11
それを間違いだった、というのは「4年前の国民の判断は誤りだ」と言うのと同じだ。そうなのか?
違うでしょ。その後3期続いた劣化した政権が国民の信頼を得ていない、ということが問題であって。
結論を言えば、安倍ボクちゃんが自民単独過半数を得て「爺ちゃんの復讐」を目指して自滅。参院で惨敗し「ねじれ国会」を招いてしまった。それを「自らのこととして受け入れられなかった」福田Jr.の無責任さ。すぐに解散できずに「爺ちゃんの栄光」を夢見てしまい総裁の椅子にしがみついたゴルゴ麻生。でも。よく考えたらボクちゃん指名*したのはライオン君だから、やっぱり逝ってよしか(笑)

(*追記)
正しくは「指名」ではなくて、総裁選を「いちおう」やったてたワケですが。
(さらに追記)
From 村上龍 〜JMM編集長エッセイ〜から

小泉改革のハイライトだった先の郵政選挙で当選した現在の衆議院議員たちは、あのときと今と政治姿勢が同じなのか、違うのか、違うとしたらどうしてその後考えを変えたのか、率直に語るべきです。安倍元総理が郵政造反組をあまりに簡単に復党させたことが、党の信頼を大きく失う第一歩だったことを自覚すべきだと思います。

そのとおり! さらに、その前の回から

小泉元総理は「自民党をぶっ壊す」というエキセントリックなキャッチフレーズで人気を博しましたが、本当に破壊を実現したのは故吉田茂の孫だったわけです。
麻生総理は、自民党を実質的に破壊した男として、きっと歴史に残るでしょう。

全く同感〜