今週の「カッコいい未来」

webCG BMW Hydrogen7(6AT)【短評】から

水素をガソリンのかわりにシリンダー内で燃やして、動力を取り出す。BMWが開発した最初の“量産”水素自動車の体験試乗が、東京はお台場で行われた。


「水素のポテンシャルは高いんです」
水素がもつエネルギーは、同じ重量のガソリンの約3倍だという。

水素自動車の未来を、BMWは次のように描く。

・赤道付近のサンベルト地帯で太陽光発電を行い、作り出した電気で水を分解する。
・水素を冷却して液体とし、タンクローリーで世界中に運ぶ。
水素ステーションでクルマに充填。
・水素は酸素と結合してエネルギーを供給し、水となって排出される。

……かくして、環境負荷の低い理想的なサイクルが実現される。

「そんな夢物語……」と笑っていられる時間は、意外に短いかもしれない。

科学技術というものは、このように発展していくものでなければ。
ハイブリッドなんて「せこいっ!」ちゅーの。